混沌の渦(怪我が治らない)
 
書き捨て御免で突っ走ります
 



2006年1月19日を表示

キャラクターの名前

 こー 小説でルビ振らないと読めないような漢字のキャラがいますが、アレは背景をちゃんと考えているのでしょうか?
 それが異世界的な人物ならともかく、現在日本だとしたら、その名前を名付けたのはそのキャラの親であり、昔からの因縁とか色々無い限りは、その親の考える範囲で名前が付けられるはずです。
 更にいうと、苗字も特に過去から脈々と繋がる物でなければ、そんなにも突飛な苗字でつかないはずです。
 まぁ、確かに周囲を見回すと「マジかよ!」って言う名前を見ることはありますし、クラスに一人くらいは変わった苗字の人がいるかもしれません。

 ……となると、昔の戦隊みたいに名前に共通性があるみたいに開き直らない限りは、“格好いい”苗字や名前の人が集まるのは“リアルでない”ことになります。それか、自分で「魂の名前」を名乗っているだけですな(笑)
 ギャルゲーを例に出すのもアレですが、意外と見てみるとそんなに驚くような苗字・名前って無いんですよね。すわ源氏名かタカラジェンヌかってことはないようで。

 逆にそーゆー「格好いい名前」なら何かしらの理由があってしかるべきなのかな? って気はしますね。
 確かに気まぐれでそーゆー名前が付けられた可能性も否定できませんが、それはそれでどうかなー とは思います。
 変な言い方ですが、お話(特に現在を舞台にしたもの)は実在の一部を抽出した物であるわけで、その中で様々な「事件」が起きるのはすでに一般の可能性の範囲を超えているわけです。
 そこに「思わせぶりな名前が偶然付けられた」という可能性は否定できないまでも、その可能性を出してしまうのは「意外性」を超えて、興ざめになってしまうことが懸念されます。

 まぁ、個人的な意見ですが「よほどの理由」って奴がない限りは、キャラにはそんなに突飛な名前を付けない方がいいような気がします。何人かはいてもよいですが、それは重要キャラでおさえておきましょう。
 ……って、時代が違ったり、世界が違った場合は何の制限も無い風味ですが。それでもその時代・世界にそぐわない名前は「理由」を付けておいた方が良いと思います。
 えてして、名前というのは自称で無い限り、人に付けられる物です。
 そーゆー「法則」を頭に入れておくだけで、ちょっと世界に「リアル感」が生まれるかも知れない、というわけで。



1月19日(木)23:15 | トラックバック(0) | コメント(0) | 天唾噴飯 | 管理


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