混沌の渦(怪我が治らない)
 
書き捨て御免で突っ走ります
 



2007年8月29日を表示

ガイアの夜明け

 全く関係ないけど、ガイヤーってリーゼントしているように見えません?(前振り無しでクライマックス)

 こー 今日(昨日)やっていたガイアの夜明けが中国特集、ということで偽物作りの話をやっていました。

 バイアグラの偽物にコピーブランド品。そして複製絵画。
 絵画の複製に関しては、別に贋作とか言う訳じゃなくて飽くまでも「複製品」ということでそのこと自体には問題が無いようなのですが、基本的に著作権では、

 著作者の死後50年

 という縛りがあるんですよね。
 最近、この50年ルールを70年にしようと世界が動いているようですが、50年にしろ70年にしろ、それを超えたらパプリックということで自由に使ってもいい、ということらしいのです。

 ピカソの没年は1973年。無論、著作権は残っており著作権の中の複製権も当然パブリックになっていません。
 そのピカソの作品の複製も作られているし、さらにはまだ亡くなっていない作家の絵も複製している、と。
 で、複製を作っている画家(になるのか?)曰く、

「生活のためだから仕方がない」

 と。
 最後のナレーションで、元々中国は複製が悪いことじゃないという考え方があって、特許の考え方も20年程前にやっとできて政府にも企業にもまだ浸透してない、とのことだとか。

 おそらく中国は古来文化が進んでいる側で、文化を広める立場にいたからではないのかな? と。それが複製を悪とみなさない土壌になったのでしょうか?

 その割にはドラマや映画になった「西遊記」を由緒正しき中国文化を破壊する行為だ、と抗議していたような気がしますが。もっと昔の西遊記とか、マンガのアレとか、ドリフターズとかスタージンガーは良かったのでしょうか?(笑)
 そういえば、中国ではすでに日本のブランド米の名前が登録商標になっていて日本米を売り出すときにその名前が使えなかったとか、アニメのキャラクターも海賊版の方の著作権を認めたとか訳の分からない感じがします。


 ……ただやっぱり気になったのは、「生活のため」に複製を作っていた人が自分も将来は画家になりたい、なんて言っていたことでしょうか。
 あの人は自分の作品の複製が売られていても「生活のためだから仕方がない」と納得するのでしょうか?



8月29日(水)00:24 | トラックバック(0) | コメント(0) | なんとなく独り言 | 管理


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