キャラに血を通わせる方法(たぶん)2 |
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| え~と、では前回の続きをば。
昨日はキャラの特徴として、喋る部分(口癖・キメゼリフ)などを解説風味(←そういやぁ、これも某ギャルゲーのキャラの口癖だな)をしてみました。今回は嗜好と小道具あたりを。
3.嗜好
人には(食べ物の)好き嫌いがあります。 お話のキャラとしてはそれをある程度誇張して個性にする場合があります。キレンジャー=カレーみたいなものですな。 ざっと見回してイチゴ(イチゴサンデー)・牛丼・たい焼き・肉まん・アイスクリーム・メロンパン・栗・ケーキ・牛乳・超激甘ワッフル・テリヤキバーガー・カレー・アンパンなどなど。逆に辛い物が一切食べられないとかそーゆー嗜好もありかと。 その食べ物に関するエピソードがあったり、その食べ物に関して熱く語ったり、何か食べるシーンではそれを食べているとかそういう感じで。 そして好き嫌いというわけじゃないですが、特徴的なイベントに登場するのもあったり。キムチラーメンとかうどんとかアイスクリームとかって、同じゲームが続くなー(う~む) でも料理に関しては、結構両極端で上手か下手かというのが、そろそろ炭を出すようなキャラは無くなりませんかね? 味見したのか? と愛のエプロンとか見てると思うことが(底抜け脱線ゲーム!)
4 小道具
これってあんまり無いと言えばないのですよね。 それこそ服装の一部になってしまうこともあるのでなかなか難しいところが。 まぁ、それこそトゲバットとか、投擲用辞書とか、ハリセンとか…… ってツッコミ用具しかすぐに思いつきませんな(笑) 木彫りのヒトデとか、チェキ用の虫眼鏡とかもありですかね? 戦闘系の話なら、特有の武器とかもこれに当たるのでしょう。
ともあれ、ギャルゲーとかなら主人公はあまり小道具とか好き嫌いは持たせないことが多いですかね? ただ小説の場合はまた違うわけですが、何となく平凡な主人公(男)+非凡なヒロインって組み合わせが多く感じるのは気のせいでしょうか? そうなると、意外と好みとかそーゆーのが表されない事が多いかなー という気も。 確かにキャラの個性を増すには色々な手段があります。 それが「キャラに血を通わす方法」となるわけですが…… 過ぎたるは及ばざるが如き、という言葉もあるので注意が必要です。 何か、というのは色々設定しすぎて、それを表現する事に心を砕いて中身がおろそかになってしまう可能性が。前にも一度言った覚えがありますが、キャラの設定を1話で全て出し切ろうとしてもダメ、というわけです。口癖だろうが好き嫌いだろうが小道具だろうが、印象深く使えば回数を出さなくても読み手には残ります。 ただ何も考えずに出すと、確かに記憶には残りますが「またか……」みたいなイメージが。 黄金パターンとマンネリの境目、という所ですね。 ただ唐突すぎるのもいきなり感を否めないので、その場面で出すのがプラスになるのかマイナスになるのか。その辺を少しでも気にかければ、キャラも立つのかもしれません。
……って、人に言うほど何かしてるかな、自分?(汗)
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3月5日(日)22:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 天唾噴飯 | 管理
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