話の作り方概論(?) |
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| え~とリクエストがあったので(笑) 最初に何度か言っていますが、飽くまでも財油流のやり方・考え方という事で、その辺を踏まえた上でのことと理解願います。
話の作り方は前にちらっと言った憶えがありますが、今度は別な方向から。 大雑把に文章の種類は長さで分類すると、ショートショート・短編・中編・長編・長編1話完結・連作あたりになるでしょうか? 連作はこの言葉が正しいかどうかは調べてませんが(笑)拙作で言うとナイトブレイカーのように短~中編くらいの長さの1話完結のストーリーが続くタイプで、長編1話完結は通常の長編(文庫本1冊くらいのボリューム)でストーリーが続くタイプ。長編というのはストーリーが途切れずにずっと続くタイプだと今回の話では定義してね☆(何がなにやら) 長さの区切りに関しては感覚的な物もあるので、これ位の分量がコレだ! とは言わないようにします。まぁ、原稿用紙300枚前後あたりに長編の境目があるかなー くらいで(たぶん)
で、話としては短ければ短いほどネタ・オチに、長ければ長いほどストーリーに傾くかと思われます。まぁ、単純に考えてもそうで、短いのはネタだけやってストーリーをそれに付随させるくらいの分量なわけですし、長いとネタだけではやっていけないわけで。 そんで古来より(?)文章を短くまとめるのは大変、と言われています。 短い中に起承転結を詰め込んで上手くまとめるのは思った以上に難しい物です。まぁ長い文章を書くのがダメだとか、短ければ短いほどいい、ということでもないのですが。 でもまぁ文章はドンドン長くなっていく物であり、それこそ設定の詰め込み過ぎとか、キャラの描写にばかり心を砕いている側面もあったり。
そういやぁ、ある作家はショートショートを居合い抜きに例えてました。まさに一瞬の真剣勝負、と。この言葉を借りるなら長編は時代劇みたいな物でしょうか。無論、殺陣のシーンはありますが、それ以外にその殺陣に繋がる準備というか前振りというか、雰囲気を盛り上げる物があります。逆に1時間ずっと斬りまくりでは見る方も飽きてくるでしょう。当然5分しか無いのに出会いに別れ、様々な葛藤を詰め込むには無理があるわけで。
私はプロットという物をほとんど作らずに(ちなみにメモ帳・ネタ帳のたぐいも使ってません)気合いというか、感覚的に話を書いてます。 そんな私が使っている手段とは!(ババーン:効果音)
文章の長さを予め決めておく
という、ある意味(?)単純なこと。 チーム・グリフォンや怪盗フェイクの長編1話完結物は一太郎で8ページ(原稿用紙32枚分)で1章×10という感じで合計原稿用紙320枚分。 ナイトブレイカーは最初の頃は8ページで書いていましたが、最近は12~13ページで。ショートショート&短編のときはあんまり縛ってません。長くなったなー とちと懸念するくらいで。 章分けしてると、この辺でこのエピソードを。そろそろクライマックスに入る準備を…… と、書いている内にある程度のシミュレーションが出来てきます。そこで入り切らなそうなところがあったら、あっさり切り捨てていつかリサイクルすることを心に誓います(笑) ナイトブレイカーでも12ページ、と決めておけばその回が戦闘中心じゃ無ければ中間くらい(アイキャッチが入るあたり:笑)で、日常シーンと戦闘シーンを切り分ける目安にできます。そうなるとエピソードの無駄(?)も抑えられるのではないでしょうか。
限られた分量に話を収めるのは、テクニックとしても重要ですし、それこそ短くまとまった文章の方が読みやすいってところもありますし。常連・読者ならともかく、一見さんがいきなり長い文章を読めるか? という考え方もありますし。 無論、これが正解。このやり方は間違っている、なんてことは無いですが、自分にあったやり方を見つけるまでは、色々な方法を試してみるのも手です。
で、話はともかく、ネタの作り方は……
……誰か私に教えて下さい(笑)
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3月10日(金)12:58 | トラックバック(0) | コメント(0) | 天唾噴飯 | 管理
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キャラに血を通わせる方法(たぶん)2 |
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| え~と、では前回の続きをば。
昨日はキャラの特徴として、喋る部分(口癖・キメゼリフ)などを解説風味(←そういやぁ、これも某ギャルゲーのキャラの口癖だな)をしてみました。今回は嗜好と小道具あたりを。
3.嗜好
人には(食べ物の)好き嫌いがあります。 お話のキャラとしてはそれをある程度誇張して個性にする場合があります。キレンジャー=カレーみたいなものですな。 ざっと見回してイチゴ(イチゴサンデー)・牛丼・たい焼き・肉まん・アイスクリーム・メロンパン・栗・ケーキ・牛乳・超激甘ワッフル・テリヤキバーガー・カレー・アンパンなどなど。逆に辛い物が一切食べられないとかそーゆー嗜好もありかと。 その食べ物に関するエピソードがあったり、その食べ物に関して熱く語ったり、何か食べるシーンではそれを食べているとかそういう感じで。 そして好き嫌いというわけじゃないですが、特徴的なイベントに登場するのもあったり。キムチラーメンとかうどんとかアイスクリームとかって、同じゲームが続くなー(う~む) でも料理に関しては、結構両極端で上手か下手かというのが、そろそろ炭を出すようなキャラは無くなりませんかね? 味見したのか? と愛のエプロンとか見てると思うことが(底抜け脱線ゲーム!)
4 小道具
これってあんまり無いと言えばないのですよね。 それこそ服装の一部になってしまうこともあるのでなかなか難しいところが。 まぁ、それこそトゲバットとか、投擲用辞書とか、ハリセンとか…… ってツッコミ用具しかすぐに思いつきませんな(笑) 木彫りのヒトデとか、チェキ用の虫眼鏡とかもありですかね? 戦闘系の話なら、特有の武器とかもこれに当たるのでしょう。
ともあれ、ギャルゲーとかなら主人公はあまり小道具とか好き嫌いは持たせないことが多いですかね? ただ小説の場合はまた違うわけですが、何となく平凡な主人公(男)+非凡なヒロインって組み合わせが多く感じるのは気のせいでしょうか? そうなると、意外と好みとかそーゆーのが表されない事が多いかなー という気も。 確かにキャラの個性を増すには色々な手段があります。 それが「キャラに血を通わす方法」となるわけですが…… 過ぎたるは及ばざるが如き、という言葉もあるので注意が必要です。 何か、というのは色々設定しすぎて、それを表現する事に心を砕いて中身がおろそかになってしまう可能性が。前にも一度言った覚えがありますが、キャラの設定を1話で全て出し切ろうとしてもダメ、というわけです。口癖だろうが好き嫌いだろうが小道具だろうが、印象深く使えば回数を出さなくても読み手には残ります。 ただ何も考えずに出すと、確かに記憶には残りますが「またか……」みたいなイメージが。 黄金パターンとマンネリの境目、という所ですね。 ただ唐突すぎるのもいきなり感を否めないので、その場面で出すのがプラスになるのかマイナスになるのか。その辺を少しでも気にかければ、キャラも立つのかもしれません。
……って、人に言うほど何かしてるかな、自分?(汗)
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3月5日(日)22:30 | トラックバック(0) | コメント(0) | 天唾噴飯 | 管理
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