ふと思ったこと |
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| ニュースを見ていて、トヨタを筆頭とする自動車メーカーおよび国を相手取り、車の排ガスによる喘息などの症状に対し損害賠償及び汚染物質の除去を求める裁判があったそうで。東京大気汚染公害訴訟ということなのですが、個人的にはちょっとびみょーだな、と。 まぁ、確かに東京の空気は悪いでしょう。それで喘息になったかも知れません。 確かに国も排ガスの基準や規制を蔑ろにしていた部分もありますし、自動車メーカーも環境にいい車を作るべきでしょう。 中には喘息で働けなくなって生活ほどでやっと生きている人もいるし、亡くなった方もおります。 こー アメリカで流行っている「ハンバーガーの食い過ぎで太った!」とか「たばこの吸いすぎで肺ガンになった!」とか言う「いや、そりゃお前が悪いだろ?」みたいな訴訟とは別で、確かに筋が通っているような気もします。 私は喘息持ちでもないので、喘息の方の気持ちも分かりませんから言えることでしょう。 それだけ差し引いても「じゃあ、あなた達は何かしたの?」って部分がどうも頭を過ぎってしまいます。 ある方は会社を持っていたけど、喘息になってしまったために泣く泣く会社を畳むことに、と。 またある人は呼吸器が1年に120万かかる、と。 そこまでなる前に東京を離れて空気の良いところに行こう、ってことはなかったのでしょうか? なんて言ったら「喘息持ちは東京に来るなってことか!」とか言われそうですが、半分くらいはそういう所もあるかなー と。 都会の恩恵があるからこそ、車も多くて空気が汚いわけです。そこでも耐えられる体質だったらそこにいればいい。身体に合わなかったら別の場所を探すべきかと。
ちょっと話はズレますが、知っている公務員の人はインフラ整備が重要だ、と言います。 どんな田舎でも都会と同じくらいに便利でなくてはならない、と。急病になったら病院にすぐ行けるように道路も病院も用意しないと、と。 それに反論したら「じゃあ、田舎の人間は病気になったらどうするんだ」と言われましたが、まぁ、それが「田舎」を選んだ宿命かと。 都会は確かに病院もあって24時間営業の店もゴロゴロしていまし、交通の便も良い。しかし空気は悪いし、色んな意味で危険ですし、お金もかかります。 逆に田舎は生活には不便かも知れませんが、土地は広いし空気も良い。そんなにそんなに人が危険ってわけでもない。 よくニュースで豪雪地帯の大変さみたいなのをやっています。確かに都会では除雪が入りそんなにもそんなにも大変じゃないような気がします。じゃあ、豪雪地帯のお年寄りは何故都会の方に行かないのでしょうか? 「住み慣れた土地を離れるのは……」とか言いますけど、じゃあその「住み慣れた土地」を選んだあなたの責任です、とも思います。 自分の好きで不便な土地に住んで「ああ不便だ」とか言われてもしょーじき困ります。過疎の村で大変なら都会に出れば良いのではないでしょうか?
話を戻しますと、私は生まれも育ちも北海道なので、基本的に暑さに弱いです。 確かに東京の方はまさしく「都会」ですし、TVに紹介されるような店とかがあって活気に満ちています。 でも遊びに行くならともかく、住めるか? と言うとやはり自信ないわけで。 住宅費も高いですし、色々お金がかかる。それに暑いし(笑) 程度は確かに違いますが、そういう部分はないのでしょうか? お役所の人が「引っ越しとかは考えなかったのですか?」って言ったら「その金がなかったんだよ!」とか。何年も病気で苦しんでお金がかかっているなら、ちょっと何かすれば引っ越しの一つくらいできたのでは? って考えてしまいます。
どういう結果に終わるか分かりませんが、今の社会の状況から考えるとどちらも「正しい」とはちょっと言えないなー と思います。
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3月7日(水)22:55 | トラックバック(0) | コメント(0) | なんとなく独り言 | 管理
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