混沌の渦(怪我が治らない)
 
書き捨て御免で突っ走ります
 



2005年11月6日を表示

科学:冷凍ビームを作ろう!(その1)

 というわけで、昨日が昨日だったので今日は冷凍ビームの話を。
 冷凍ビームってこーエフェクトが地味なのか、ぱっと思い出したのがマジンガーZとダイモスと、ゴッドマーズのウラヌスですかね?
 どちらかというと、ビームよりも吹雪系の方が多いかも知れませんが、本筋とは離れるのでその辺の考察は気が向いたら、と。

 で、実際に冷凍ビームを作るのですが、結論だけ申しますと基本的に無理だったりします。

 はいはい、石は投げないでくださいね~
 まず冷凍ビームという物を考えてみましょう。
 おそらくはビムーと何かが出て、当たった部分の温度が下がるのでしょう。熱線はあるから、それこそ+-を逆転させれば…… と思っちゃいそうですがそれはちょっと無理です。

 今のところ、物を冷やす技術は大きく分けて2つ。もっと冷たい物を使う・熱交換です。
 前者はそれこそ氷や液体窒素・液体ヘリウムなどを使うこと。吸熱反応を使う場合もあるかと?
 後者はクーラーや冷蔵庫の技術で、ガスをコンプレッサーで圧縮して気化したときの気化熱を使うか、ペルチェ効果を用いる方法です。
 暖める方なら、電熱器だの、電磁波だの、燃料を使うだの、それこそ核分裂とかもあるわけです。
 こー 今の技術なら電源入れたらモリモリ冷える装置くらいできるんじゃないの? って思う方はいるでしょうか?
 そういう方がおりましたら、今回のエセ講座をやった甲斐があるというものです。

「温度が低い状態」というのは「温度が高い状態」よりもエネルギーが低いわけです。そしてエネルギー保存則により、エネルギーの総和は保たれなければなりません。
 つまり、何かを冷やそうとエネルギーを与えても、冷えることは絶対に無い、ということです。
 あれ? じゃあ冷蔵庫はクーラーは? と思われる方。あれも確かに庫内や室内は冷えています。しかし、後ろや室外機から熱が出ていませんでしょうか?
 実はアレも「冷えた分<発熱した分」ということで、実は全体的には使った電気分熱が出ているわけです。

 じゃあ、アレだ。エネルギー保存則の事を考えるなら、冷凍光線を出したらエネルギーが溜まればええやん。
 なるほど、冷えた分がエネルギーになればエネルギー保存則には引っかかりません。冷凍光線が出る上に、エネルギーも溜まる。おお! なんとエコロジー!
 ……なんかおかしいですね。そんなことが出来るなら、エネルギー問題も温暖化問題もすべて解決してるような気がします。なぜそれができないか。
 ちょっと長くなったので、次回はそーゆーことが出来ない理由についてお話ししましょう。

 次回「最強の敵エントロピー」にフェードイン!(謎)



11月6日(日)22:19 | トラックバック(0) | コメント(0) | 財油教授のエセ○○講座 | 管理

文化:レトロゲームへの誘い2

 なんか続いています
 それとメールで初めての感想をいただきました。ありがとうございます(ぺこり)

 そんなわけで、ホントは冷凍ビームについて書こうかと思いましたが、そういやぁ前回あーゆー引き方したなー と思ったのでKOEIの話を。

 三国志や蒼き狼と白き牝鹿、信長の野望などの歴史物SLG。アンジェリークシリーズにウィニングポストや大航海時代・提督の決断などのSLG、今はPS2の三國無双・戦国無双などのアクションゲームで有名なメーカーです。
 それこそ古参のメーカーなので、古くからのゲーマーはまず知っていることでしょう。

 初期のメジャータイトルとなると「信長の野望」でしょうか? まだまだ日本の一部の小競り合い程度でしたが、戦国SLGの先駆けでしょう。そして本格陣取り戦略SLGである「三国志」の第一弾です。

 さて、
「団地妻の誘惑」「マイ・ロリータ」「ナイトライフ」「オランダ妻は電気ウナギの夢を見るか?」なんてストロベリーポルノシリーズなんぞを作っていた時代がありました。きっと黒歴史なのでしょうが、このネットの海では容易く見つかる話です。さすがに16歳可憐な女子高生☆にはやれないゲームなのでよー分かりません(マジ)
 それらに比べると、知名度が低いかも知れないのが「タイムエンパイア」でしょうか? タイムマシンに乗った主人公が戦国時代に不時着してタイムマシンは破片となって全国に散らばり、それを回収して自分の世界に帰る、みたいな話だったのですが……
 まぁ、ゲームバランスが雑で、序盤でクリアを断念したのは秘密(ぼそ)
 ……つーか、パラライザーで固めてもまともに倒せない事があるのはどーにかならんのか?(ぶつぶつ)

 閑話休題(それはさておき)

 まぁ、そんな感じでゲームのジャンルも広く「堅い」メーカーではありますが、SLGは得意じゃないので、あまりKOEI(光栄の頃から。さすがにKOEYの頃はよー分からないです)のゲームはやってないので詳しくないのですよね。

 前回のスクウェアもそうですが、今大御所クラスのメーカーもやっぱ下積み時代みたいな物があったのでしょう。色々調べてみると、PC6001系でも作っていたみたいで、歴史を感じるなー と思ってしまいます。
 テープでゲームをやっていたなんて、今考えると不思議ですねー あ~ 無論過去世の記憶ですが。
 あのころの単位もkBが全盛で、1Mなんて単位が出たのはせいぜい日立のS1くらいで(笑)
 ……PC6001Mk2のメインメモリが64kBって、驚く以前に理解不能なような気がします。
 でもそーゆー時代を経てこそ、今の時代があるのです。

 だからってどーこーしたわけじゃねーですがー(脱兎)



11月6日(日)00:44 | トラックバック(0) | コメント(0) | 財油教授のエセ○○講座 | 管理


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